バレンタインに“コテコテのなにわスイーツ”はいかが?(産経新聞)

 黒とショッキングピンクのアニマル柄がトレードマークの関西の人気スイーツ店「マダムシンコ」。同店を運営するカウカウフードシステム(大阪府高槻市)の川村信子会長は、銀座高級クラブの元ママという異色の経歴を持つ濃いキャラクターでも注目を集める。メイプルシロップをしみこませたバウムクーヘンの上部を、カラメル状の砂糖で覆った「マダム・ブリュレ」をメーンに、スイーツ業界参入からわずか3年あまりで年商10億円の人気店に急成長した同店は、百貨店を中心に催事への出店を拡充し、全国での販売を強化する方針を明らかにした。通常の店舗では販売していない新製品なども催事限定で投入する予定で、バレンタインデーやホワイトデーなど、スイーツ需要の高まるこの季節、ひと味違う“コテコテのなにわスイーツ”があなたの街にも登場するかも。

 同社の期間限定出店計画によると、バレンタイン商戦でスイーツ市場がにぎわう2月は、近鉄百貨店奈良店(〜14日)や山陽百貨店(11〜14日)、博多大丸(〜9日)、新潟伊勢丹長岡ショップ(10〜14日)など、全国17カ所で臨時の売り場を出店。近鉄奈良店や和歌山店、山陽百貨店ではバウムクーヘンのベースにチョコやカスタードクリームをあしらった新製品「トロワ・ショコラ・バーム」の限定販売も行う。既存店では販売していない限定商品だけに、スイーツ愛好家なら見逃せない。

 さらに3月には東京・新宿の小田急百貨店や伊勢丹松戸店、千葉三越など首都圏を中心に全国12カ所で催事出店を行うほか、4月以降も催事の出店要請があれば積極的に応じる方針。これまでは関西限定で、スイーツファンの間でひそかな人気を集めていた同店だが、期間限定店の全国進出で、認知度向上を狙う。

 マダムシンコは大阪・箕面(みのお)市の本店をはじめ、大丸梅田店や川西阪急百貨店など関西を中心に6店を展開。昨年から川村会長のキャラクターに注目したテレビ局が、バラエティー番組などで取り上げたこともあり、年明け以降はネット通販を中心に、通常の生産能力の約2倍にあたる1日5千個程度の注文が殺到しているという。川村会長自ら商品の製造や梱包(こんぽう)ラインに立ち、「必死のパッチで注文に対応しているけど、とてもまにあわへん」(川村会長)とうれしい悲鳴を上げている。

 既に大手百貨店などから本格的な出店要請も受けているものの、現時点では「生産態勢も整ってないし、出店コストもかかる。当面は関西6店で有利子負債削減を先行する」と、首都圏への本格進出には少々時間がかかりそう。当面は百貨店などの催事を中心に「期間限定の店で全国に普及を図る」(川村会長)といい、期間限定店の出店強化で平成23年1月期の売上高は前年度比約2倍の20億円を見込んでいるという。

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